21/04/13 05:08:34.02 L849Xa4V9.net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
骨が折れやすい障害を持ち、車いすを利用するコラムニストの伊是名夏子さん(38)=川崎市在住=が書いたブログが
ソーシャルメディアで賛否を呼び、誹謗中傷する投稿も飛び交う事態となっている。
ブログのタイトルは「JRで車いすは乗車拒否されました」。伊是名さんがJR東日本の無人駅で下車しようとしたところ、
事実上の拒否にあった体験を明かした内容だ。
「わがままだ」「感謝の言葉がない」―。そんな批判のほか、いたずらメッセージや電話も相次いでいるという。
こうした反応を伊是名さんはどう受け止めたのか。改めて思いを聞いた。
―ブログに対し、ソーシャルメディアでの賛否が割れています。批判や反発する投稿の中には「なぜ事前連絡をしなかったのか」
「駅員に対する感謝の気持ちが足りない」などの意見が目立ちました。
旅行に行く前、来宮駅の状況を知ろうと思ってインターネットで「来宮駅」の検索をしたんですね。そしたら、すぐに駅の構内図を示す
公式サイトが出てきたので見たところ、車いす利用者に対する注意書きや連絡先などは書いてありませんでした。
図には階段が載っていましたが、それは上り線だけのように見えたんです。しかも「1階」と書いてある。だから下り線、
つまり行きは車いすのまま改札まで行けるんだと思い、連絡はしませんでした。
ただ、私が図を見間違っていたことがあとでわかりました。上り、下りとも階段をいったん下りて地下通路を通らないと
改札と行き来できない構造になっていたんです。
この点は私が早とちりしたかもしれませんが、それにしたって公共交通機関なので普通は連絡なくても乗れるだろうと思っているんですね。
「感謝の気持ちが足りない」というのも、申し訳ないけど真逆だと思うんです。もちろん、駅員さんたちを責めているわけではないし、
特に実際に私を運んでくれた駅員さんたちは丁寧に対してくれました。でも「今回は例外的にやってもらえたんだ、やさしいな」
で終わらせたんではよくないと思います。
私が1時間にわたって交渉し、ねばったから駅員さんたちが集まってくれたのでは、そもそも車いすユーザーが
想定されていないということですよね。
しかも、小田原駅で応対してくれた駅員さんがいったんは「案内します」と言っておきながら、乗車時間の直前になって
「乗れません」と軽く言うわけです。
駅員さん自身も車いす利用者のことをわかっていないし、想定もしていないということでしょう。JR東日本が会社として、
組織として改善して欲しいと願っています。
―批判する人の中には、同じ車いす利用者や障害を持つ人もいました。
それが一番ショックでした。「自分たちは段取りよくやっているのに、あなたはわがまま」などの指摘がありました。
障害者がまだ生きやすくなったのは、私たちの「先輩」に当たる障害者の方たちが、時に座り込みまでして訴えてくれたからです。
その結果、電車にも乗れるようになりました。そういう歴史を私は知っています
不便さに慣れ、「わきまえる障害者」でいる人は我慢しなくていいんです。一緒に社会の理不尽さに異議を唱える
「仲間」になってくれたらうれしいです。
Twitterの反応を見ていると、私と同じように来宮駅で車いすが使えず、夜道に熱海で下車せざるを得なかった経験をした
車いすユーザーもいるようです。
私は「わきまえる障害者」になろうとは思いません。ブログを書いたのも腹いせのためではなく、誰もが生きやすい社会になるよう
皆さんに考えて頂きたいと思ったからです。
―「乗車拒否された」というブログのタイトルに反発する人もいるようです。JR東日本の駅員は「ご案内できません」
と言っただけだ、というのがその理由です。
事実上の拒否でしょう。あからさまに「乗車できません」とは言えませんよ。だってそう言ったら、明らかに障害者差別解消法に違反するわけですから。
言い方は違うけど、結局昔と変わってないのではないかと思います。確かにバリアフリーになった施設は増えているでしょうが、
一方で、鉄道について言えば、無人駅の占める割合は全国で40%もあります。
※以下、全文はソースで。
前スレ
スレリンク(newsplus板)
1が建った時刻:2021/04/12(月) 11:17:31.91