【社会】「見えない」女性の引きこもり 家事手伝いや主婦と何が違う? 人生を分けた29歳の焦り/臼井美伸 [七波羅探題★]at NEWSPLUS
【社会】「見えない」女性の引きこもり 家事手伝いや主婦と何が違う? 人生を分けた29歳の焦り/臼井美伸 [七波羅探題★] - 暇つぶし2ch1:七波羅探題 ★
21/04/12 19:27:46.09 ZCTkPj6G9.net
AERAdot.4.12 11:00
URLリンク(dot.asahi.com)
「引きこもり」というと、まず男性を思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、15歳から39歳までを対象にした内閣府の調査(2016年発表)では、引きこもり54万1000人のうち、女性が36.7%を占めている。統計では「専業主婦(夫)や家事手伝い」「ふだん家事・育児をしている者」は引きこもりの定義から除かれているが、社会では紛れてしまい、女性の引きこもりは外から見えにくいという特徴がある。
「自分では、引きこもりというよりニートという意識でした」。井原萌さん29歳(仮名)。定年後に再就職した父親と、パート勤めの母親、大学生の弟とともに実家で暮らしている。萌さんは現在、ホテルのベットメイキングのアルバイトをしているが、その前に1年半の引きこもりを経験した。短大を卒業した後に勤めた会社を辞めると、部屋でネットサーフィンをして一日を過ごすように。家族ともあまり話さず、友人とも会わない。そんな生活をだらだらと続けていくうちに、いつの間にか1人で生きていく自信を失い、気が付いたら1年半が経っていたという。
厚生労働省では、「仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない状態が6か月以上続いた場合」を引きこもりと定義している。そういう意味では、萌さんは立派な引きこもりだったわけだ。もともとあまり社交的なタイプではなかった萌さん。そんな萌さんが、引きこもりが長期化する前に、どうやって抜け出すことができたのだろうか。
 
その答えを記す前に、引きこもるまでの萌さんの生活を振り返ってみよう。短大を卒業後、清掃会社で働いていた。やりたいことがとくに見つからず、短大の先生に相談して「なんとなく」決めた就職先だった。
最初の職場は病院。朝7時には仕事を開始して、夕方4時まで、フロアのモップ掛けや浴室の清掃など、休憩時間以外は休む間もなく夢中で働いた。
「看護師や看護助手の人たちがきびしくて、緊張していました。ほかのスタッフが休むと仕事が増えて、大変なこともありました。昼休みはいつもぐったり寝ていましたね」
仕事中は無駄話などできない雰囲気で、休憩中も一人。一緒に入社した同期は、アレルギーが原因でやめてしまい、同僚に心を許せる人はいなかった。
その後、職場はオフィスビルの中に変わったが、萌さんは変わらず黙々と働いた。働き始めて6年たち、萌さんは清掃の仕事を辞めることに決めた。萌さんは「飽きたから」と言ったが、よく理由を聞けば、衝動的に辞めたわけではないようだった。
「いろいろなことが積み重なったんだと思う。仕事していると害虫退治もしなくてはいけないけれど、虫が嫌いで、最後まで慣れなかった。職場はおばちゃんばかりで、相手の話を聞いてあげるだけで物足りない。この先ずっとこの仕事を続けていくというイメージが持てなかった」
上司に辞意を伝えると「若いのによく勤めてくれた」と、とくに引き留められることもなかったという。
(略)
そんな彼女が、ひとつだけ、本当の気持ちを吐き出すことができる場所があった。それはSNSのアプリだ。アプリの説明には、「まだ出会ったことのない誰かとゆるーいコミュニケーションを楽しもう!」とある。
自分のメッセージに対して、「いいね」をくれたり、「わかる」と書き込んでくれる人がいるとうれしかった。萌さんは引きこもり中、周囲の人間には心を閉ざしていたが、誰かとわかり合いたいという気持ちは抱いていたのだ。
ふりかえれば、萌さんは、小さいころからおとなしい子だった。学校の勉強についていけず、いじめっ子たちにからかわれることも多かったので、仮病を使ってよく学校を休んでいたという家で過ごす長い時間、なぐさめになったのは動物の人形のドールハウス。ドールハウスでひとり遊びをしているひとときは、嫌なことを忘れることができた。中学になっても、萌さんはドールハウスを手放すことができず、大切にしていたという。
■ もうすぐ30代 さすがに動かないとまずい
「元々あまりなかった自信が、更に失われていきました。環境を変えるのが大事と聞きましたが、お手伝いもやってこなかったから家事は一切できないし、一人暮らしをする自信はない。このまままでは自立できる気がしないから、『無理矢理にでも寮や施設に入れて欲しい』と思うこともありました。でも自分からは親に言えなかった。そこまでの覚悟はなかった」
もうすぐ自分は30代に突入する。猛烈に焦りが湧いてきて、萌さんは現実の世界を直視した。
「さすがにまずい、とにかく何かひとつでも動かないと」
(以下リンク先で)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch