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「PayPay銀行」がスタート
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Zホールディングス傘下のジャパンネット銀行は5日、社名をPayPay銀行に変更した。
ネットでは、新しい社名に違和感を覚えたユーザーが続出。
「PayPay銀行」がツイッタートレンド入りする事態になった。
社名変更は、Zホールディングス傘下の金融サービスをPayPayブランドに統一する取り組みの一環で、クレジットカードの「Yahoo!Japanカード」や、保険の「Yahoo!Japan保険」なども順次「PayPay~」に名称変更される予定。
既存のジャパンネット銀行利用者は、キャッシュカード・トークン・トークンアプリ、Visaデビットをそのまま利用可能。
銀行コードや支店名・支店番号・口座番号にも変更はない。
ツイッターでは、旧ジャパンネット銀行のユーザーが早速反応。
「アイコン変わっていたから何かと思ったら!」「ジャパンネット銀行アプリがPayPay銀行に変わっとるがな(笑)一瞬iPhone乗っ取られたのかと」「ログインしようとしたら、見慣れない画面でフィッシング詐欺かと思った」など、同行のスマートフォンアプリが自動的にアップデートされて、「PayPay銀行」アプリに替わっていたことにギョッとした利用者が散見された。
社名変更については、「喜んでるツイートがほとんどないですね」との指摘のとおり、「ジャパンネット銀行気に入ってたのに」「ジャパンネット銀行にログインしたら隅々までPayPay銀行ってなってて何か凹んだ」など、落胆するユーザーが圧倒的多数。
「ついにこの日が来てしまった。ブルーが好きだったのに…」と、イメージカラーが青から赤にガラッと変わってしまったことを残念がるコメントもあった。
新社名にネガティブな反応が多い原因の一つは、「Pay(支払う)」という言葉の意味と銀行にユーザーが期待するイメージとのミスマッチ。
「払う払う銀行…やだな…笑」「支払イメージが強くなるなぁ。貯めるイメージは全くないねぇ…」「一切金たまらなさそうな名前なんとかならんのか」「お金が減り続けそうだわ」など、支出のイメージが前面に押し出されてしまうことへの抵抗感が強いようだ。
また、「給与振込先paypay銀行って書くのいやじゃ~」「人に言いたくないわこの口座名」「PayPayってのが、なんだか安っぽいんだよなぁ」「PayPayドームも正直下品なネーミング」など、語感に違和感を覚える利用者も少なくないようだ。
新社名が気に入らないあまり、「解約したい」「めちゃくちゃかっこ悪い名前になるのが嫌だという理由で楽天銀行に移りました」「口座開設やめたった。ネーミングって大事だと思う」と書き込むネット民も見られた。
これら否定的な声の一方で、「ネーミングによるネガティブな意見多いですが結局銀行業務果たしてくれればそれでいいんですよ」「まぁ嫌なら使わなければいいだけだし、自分は銀行としての機能さえ果たしてくれれば良いから普通に使う」「別になんでも」と、名称にはこだわらないとの受け止めも複数見受けられた。
社名変更と同時に、スマホアプリに実装された「スマホATM」機能にも注目が集まっている。
コンビニエンスストアのセブン-イレブン店内などに設置されているセブン銀行ATMを利用した取引で、キャッシュカード不要、スマホアプリだけで、現金の入出金やカードローンの借り入れ・返済、振り込みが可能になった。
「カードレスで現金の入出金できるんや!」「財布忘れて困った時に欲しかった機能」「便利そう」などと好評で、「他の銀行もどんどんやってほしい キャッシュカードを持ち歩くのしんどい」と他行の追随を望む書き込みも見られた。