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中国の国有半導体大手の紫光集団は12月10日、同社の社債「18紫光04」の今年度の利息を期日どおりに支払えないと発表した。2018年12月7日に発行されたこの社債は、発行規模が50億元(約797億円)と紫光集団の償還期限前の社債のなかで最大だ。償還期限は5年、表面利率は5.20%となっている。
同じ日、紫光集団は傘下の紫光国際が海外で発行した額面4億5000万ドル(約470億円)、表面利率6.0%の社債がデフォルトしたことも明らかにした。これにより、同じく傘下の紫光芯盛が発行した総額20億ドル(約2087億円)の3本の社債もクロスデフォルト条項(訳注:債務者の1つの債務がデフォルトした場合、その他の債務もデフォルトしたとみなす取り決め)に抵触する事態になっている。
同社の開示資料によれば、2020年6月末時点の負債総額は2029億3800万元(約3兆2352億円)に上る。
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