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「教育を受けて経済力がある韓国人は在日同胞社会を離れて日本社会に同化することが簡単だということを知るようになった。社会的に最も脆弱な階層だけが韓国国籍を維持している」
慰安婦被害のわい曲で波紋を呼んだハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授が、関東大震災の朝鮮人虐殺もわい曲し、在日同胞の差別まで正当化していたことが17日、確認された。
昨年10月、ラムザイヤー教授が発表した論文「社会資本と日和見主義的リーダーシップの問題点:在日コリアンの事例」は、日本人が在日同胞を差別するのは在日同胞のせいだという主張を含んでいる。
◆「朝鮮人、金儲けのために日本行き…たし算・引き算できず」
ラムザイヤー教授はこの論文で「日帝時代に日本に渡っていった朝鮮人は読み書きができず、たし算と引き算もできない」「数年間金を儲けて故郷の朝鮮に戻るという考えで、日本社会に同化する努力もせず、日本人との間に葛藤を生じさせた」などと描写した。
また「日本人の家主は朝鮮人に家を貸すことを避けた」としながら、朝鮮人が非衛生的で酒をたくさん飲んだりケンカをして大きな騒音を出したりすることが多かったためだと説明した。
ラムザイヤー教授はこれに先立って発表した関東大震災関連の論文の中で、1920年代朝鮮人の犯罪率が高いという恣意的な統計を繰り返して引用した後、韓国人全体を犯罪集団のように描写することもした。
ラムザイヤー教授は日本の極右の菅沼光弘氏『ヤクザと妓生が作った大韓民国~日韓戦後裏面史』に出てきた根拠のない統計を自身の論文に引用し、在日同胞社会全体を否定的に描写した。ラムザイヤー教授が引用した内容は2015年当時、日本国籍者10万人あたり犯罪者数は63.6人だが、在日コリアンは10万人あたり608人という部分だ。
◆「在日コリアン自ら敵対感作った」
また、48年の済州島(チェジュド)四・三事件当時、共産主義勢力が政府の弾圧を避けて大勢日本に密航し、彼らが在日同胞社会の主流になったという主張も展開した。共産主義者が在日同胞のリーダーとなり、政治的議題を僑胞社会の前面に掲げたことから、日本人が敵対感を持つことになったという。
ラムザイヤー教授は在日同胞差別については「日本に住む韓国人は自らさらに大きな疑いや敵対感、差別を作った」ともした。
あわせて論文の結論には「日本に居住する韓国人の歴史は『その機能を果たせない集団の最も大きな敵は内部の指導者』という警句を思い出させる」と記した。
ラムザイヤー教授はハーバード大学で主に日本法を研究して「日本人権先進化」などを講義している。日本企業の三菱がハーバード大学に作った基金で任用された。ラムザイヤー教授は大学ホームページを通じて「幼少期の大部分を日本で過ごし、大学院で日本史を勉強した」とし「東京大学で奨学金を受け、日本の多くの大学で講義をした」で自身を紹介している。2018年には日本政府から「旭日中綬章」を受章した。
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