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日韓和解は不可能。バイデンが求める「日米韓一体化」は韓国の二股外交で頓挫=勝又壽良
MONEY VOICE 勝又壽良 2021年2月16日
URLリンク(www.mag2.com)
(略)米国は、嫌がる韓国を無理して「日米韓」に止める気持ちはなさそうだ。(略)
■理屈を超えた韓国の反日感情
韓国の反日感情は、もはや理屈を超えている。
この歴史的な背景として浮かび上がるのは、
日韓併合(1910~45年)によって朝鮮特有の支配階級であった
ヤンバン(両班)が消滅したことである。
それまで、農民から搾取してきたヤンバンが、完全に追放された恨みは、
簡単に消えるものでなかった。
国内では「親日追放」という形で、その正統性を主張している。
■歴史をすべて受け入れる日本
ここで改めて浮き彫りになるのは、韓国の本音を隠した情念の「反日感情」と、
戦後日本に見られた「ご時世認識」という歴史の大転換において、
個人感情を捨てて受け入れた度量とは、どれだけの違いがあるかである。
韓国のヤンバンの反発の流れを汲む「反日感情」と、
日本の戦後において大地主追放を受入れた「ご時世認識」は、
交わることのない両極に立っている。
これは、日韓の文化の違いというべきであろう。
(略)
朝鮮開国は国論が分裂し、一丸となった開国でなかった。
それぞれ、日中ロの外国勢力と結びつき、
既得権益を守るという「ヤンバン意識」丸出しであった。
それが、李朝の外交を誤らせた原因である。
ここで、整理のために要約したい。
日本と韓国(朝鮮)には、大きな文化意識の違いが存在する。
韓国の反日感情の裏にはヤンバン意識が隠されている。
日本には、「ご時世認識」で時代の変化を受入れる柔軟性があった。
この日韓の違いは、どこからもたらされるのか。
それを突き止めれば、日韓の文化は「水と油」であり、
永遠に交わることのないことに気付かされるのだ。
日韓和解は、韓国の文化から見てあり得ないだろう。
韓国(朝鮮)は、儒教文化である。
ヤンバンのような支配階級は、労働を嫌い高い教養を積むことが使命とされてきた。
これは、人生の目的が他人を支配することに繋がる。
その結果、有名人になるとか名声を得ただけで、
人生観が180度変わって「尊大」になった。
要するに、成り上がり者特有の「鼻持ち」ならぬ存在と化す。
これは、韓国に健全な労働観が存在せず、浮き草的人生観が基礎にあるためだろう。
■韓国の成り上がり者根性が災い
日韓関係の悪化には、韓国特有の「成り上がり者」根性が災いしている。
日韓のGDP規模が1965年当時の格差から見れば、現在は縮小している。
これが、恒常的に反日感情へ火を付けている背景である。
前述の通り、
「有名人になるとか名声を得ただけで、人生観が180度変わって『尊大』になり」、
自らの卑屈な過去を否定するべく騒ぎ立てるのである。
日本では、歴史の大転換を「ご時世認識」で受け入れ、それに順応していく。
これに逆らって騒ぎ立てることは、「恥」という意識である。
それは、社会全体に正しい勤労観が確立されているので、
働くことで困難を克服できるという信念を生んでいるからだろう。
私は今、「恥」という言葉を用いた。
日本人は、「恥の文化」であると指摘したのが、
米国の文化人類学者であるルース・ベネディクトの著書『菊と刀』(1946年)である。
欧米では、内面の良心を重視する(罪の文化)に対し、
日本は世間体や外聞といった他人の視線を気にする(恥の文化)と規定した。
ベネディクトの規定する日本の「恥の文化」は、欧米の「罪の文化」に比べて、
何か劣るようなイメージで語られているがそうだろうか。
欧米はキリスト教である。日本は多神教である。
そういう差はあるが、世間=神という認識も成立するだろう。
これに「勤労観」が結びつけば、歴史の大転換を受け入れその中で一生懸命働くことで、
道は自ずと開けるという可能性に繋がるのだ。
与えられた運命を努力で切り開くとも言える。
日本が、朝鮮のヤンバンを110年前に追放したことで、
今も恨みに思い「反日感情」をたぎらせていることに異様な思いがする。
そのヤンバンを追放して、農民に土地を与えたことが
日韓併合時代に朝鮮が発展した要因となった。
さらに、教育・司法・行政・インフラなどの近代化に着手したことで、
朝鮮は近代化路線を歩み、工業化に向けて「離陸」できたのである。