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Q. 感染を防ぐ?重症化を防ぐ?
新型コロナウイルスのワクチンは、感染を防ぐものではなく発症や重症化を防ぐものだと考えられています。
ワクチンに期待される効果には、
▽感染そのものを防ぐ「感染予防の効果」
▽感染しても症状が出るのを抑える「発症予防の効果」
▽症状が出ても重症にならないようにする「重症化予防の効果」
▽多くの人がウイルスへの抗体を持つことで社会全体が守られる「集団免疫の効果」があるとされています。
このうち感染を予防する効果は感染しても発症しない人が多くいることや、ウイルスが人の細胞に入り込んでいないか詳しく調べないといけないことなどから実証することが難しく、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験ではワクチンを接種した人のグループと偽薬=プラセボを投与した人のグループで発症した人の数を比較していて、主に発症を予防する効果について調べています。
日本国内で医薬品を審査するPMDA=医薬品医療機器総合機構は、新型コロナウイルスのワクチンを審査する際の考え方として、原則として発症を予防する効果を評価する臨床試験が必要だとしています。
欧米のワクチンの臨床試験では、発症を予防する効果に次いで重症化をどの程度防ぐことができたかも示していて、PMDAも評価の際の重要な項目の1つとして重症化を防ぐ効果を挙げています。
さらに、ワクチンの接種が広がることで集団免疫の効果も期待されています。
集団免疫とは、国や地域などの集団の中でほとんどの人がワクチンを接種するなどして免疫を持つことで、一部の人が免疫を持っていなくても感染が広がらない状態になることをいいます。
WHO=世界保健機関は集団免疫の状態となる条件について正確には分からないものの世界の人口の70%以上がワクチンを接種する必要があるとして、ことし中に世界が集団免疫の状態になるのは難しいという認識を示しています。
Q. 副反応は?
予防接種の実施に関するアメリカの諮問委員会によりますと、ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンを接種したおよそ99万7000人のうち1回目の接種では
▽接種部位の痛みを訴えた人が67.7%、
▽疲労が28.6%、
▽頭痛が25.6%、
▽筋肉痛が17.2%、
▽発熱が7.4%、
▽関節の痛みが7.1%、
▽悪寒と吐き気がそれぞれ7%、
▽腫れが6.8%で報告されました。
また、重いアレルギー反応も報告されています。
接種が始まってから1月18日までにアメリカで行われた994万3247回の接種について調べた結果、50件で「アナフィラキシー」と呼ばれる重いアレルギー反応が確認されたということです。
20万回の接種につき1.0057件の割合で確認された計算になります。
▽症状が出た人の年齢は26歳から63歳で中央値は38.5歳、
▽94%が女性でした。
また、
▽74%が接種から15分以内に、
▽90%が30分以内に症状が出たとしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
新型コロナウイルスのワクチンを巡り、政府はワクチン接種後に副作用で健康被害が起きた場合、企業が支払う損害賠償金を国が肩代わりする仕組みを設ける方針を固めた。国民が幅広く接種できるワクチンを早急に確保するため、海外の製薬会社が日本に供給しやすい環境を整えるのが狙い。政府は関連法案を次期国会に提出する方針。
新型コロナのワクチンは国内外で開発が進められているが、実用化後に多くの人が接種すれば、健康被害を訴える人が出る恐れがある。訴訟になった場合、損害賠償金が巨額になる可能性もあるため、製薬会社からは国が肩代わりするよう求める声が出ていたという。
こうした損失補償規定は現行法にないため、政府は予防接種法を改正して対応する方針。
2009年に新型インフルエンザが流行した際にも特別措置法を立法して損失補償の仕組みを作っている。11年には予防接種法を改正して同様の規定を設けたが、5年間の時限措置で、16年に失効している。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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スレリンク(newsplus板)