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(ダイヤモンド・オンライン 上久保誠人:立命館大学政策科学部教授)
森氏は、かつて首相だった時に「日本は神の国」と失言し、バッシングを受けた。いわば「昭和の保守派」である。
私は、「昭和の保守派」たちに常々聞きたいと思っていたことがある。
それは、「昭和の保守派」たちの様々な主張をそのまま実行すれば、日本は衰退の一途をたどってしまうのではないかという疑問だ。
強いていえば、彼らは、まるで日本を滅亡させたいのではないかとさえ思えてならないのである。
菅政権誕生後、女性の社会進出を進めようとする動きが出てきている。
例えば、「選択的夫婦別姓」を実現させようという動きが、自民党内の女性議員たちから出てきた。
これは、国際連合の女性差別撤廃委員会から「差別的な規定」と3度にわたって勧告を受けている問題だ。
だが、「昭和の保守派」たちの考えを引き継いだ反対派の抵抗が強く、法案の提出は見送りとなった。
このような女性に対する意識の低さの結果として、日本の女性の社会進出は世界の中で極めて低い。
例えば、企業の管理職における女性の割合が、わずか14.9%だ(参照:国際労働機関〈ILO〉「Women in management」)。
女性の社会進出の低さが、日本社会・経済の成長の可能性を阻害しているのは明らかだ。
それについて、「昭和の保守派」たちはどうお考えなのか、お聞きしたいものだ。
■「サザエさん」のような一家だんらんが日本の家族のあるべき姿?
次に、「昭和の保守派」たちに聞きたいのは、彼らが伝�