【社会】女性の自死が増加…それでも男性は女性より「自殺しやすい」、その「心理学的」理由 [砂漠のマスカレード★]at NEWSPLUS
【社会】女性の自死が増加…それでも男性は女性より「自殺しやすい」、その「心理学的」理由 [砂漠のマスカレード★] - 暇つぶし2ch1:砂漠のマスカレード ★
21/02/08 12:36:38.44 QuQVTdX69.net
 コロナ禍に見舞われた2020年の日本では、自殺数の増加が深刻な問題となった。警視庁の発表によると、10月の自殺者数は前年同月比で約40パーセントも増加した。
 コロナ禍で特に問題視されているのが、女性の自殺者数の増加だ。10月の女性の自殺者は879人であり、前年に比べて約80%も増えているのである。それに比べると、男性の自殺者数の増加率は約20%に留まっている。しかし、2020年10月の男性の自殺者数は1320人であり、女性の自殺者数の1.5倍である。つまり、女性の自殺者数が急激に増えても、男性の自殺者数はそれを上回っているのだ。
 2019年の自殺者の総計を見ると、女性が6091人であるのに対して男性は1万4078人であり、男性は女性のおよそ2.3倍である。そして、2000年以降の日本の自殺者数を見てみると、いずれの年でも男性の自殺者数は女性の2倍以上なのだ。つまり、コロナ禍であるかないかに関わらず、男性は女性よりもずっと多く自殺している。
 さらに、この傾向は日本に限ったものではない。2000年以降のアメリカでは、男性の自殺者数は女性の3倍以上となっている。ヨーロッパや南米、アフリカや中東などのほとんどの国において、男性の自殺者数は女性の2倍や3倍であるのだ(ただし、中国は例外であり、女性の自殺者数が男性の自殺者数をやや上回っている)。
 そう、男性は、自殺しやすい性別なのである。
「男性の自殺率の高さ」という問題を説明するときにもっともよく用いられるのが、ジェンダー論という枠組みだ。
 ジェンダー論では、「男らしさ」や「女らしさ」という言葉で表現されるような男女の特徴は、自然なものではなく社会的に構築されたものであり、家庭や学校、教育、メディアにおける表現などを通じて個人に押し付けられるものである、ということが前提にされる。たとえば、ジェンダー論の研究者である田中俊之は、「男性の自殺」という問題の原因を「男性役割」や「男らしさ」という社会規範に見出した議論を行なっている 。
 しかし管見の限りでは、「男性の自殺」という問題に関するジェンダー論の分析では、「男らしさ」のうちどのような特徴が男性を死に至らしめるか、個々の男性はどのようにしてその特徴を身に付けていくか、という過程が具体的に論じられることもあまりない。自殺の問題についての対策も「男性は男性役割や男らしさに縛られず、男性性から降りた生き方をするべきだ」といった、具体的な実行方法を想像しにくい漠然としたものになりがちだ。
男の自殺の原因を探る

 ここで、カウンセリングなどを通じて自殺という問題について現場で向き合っている心理学者でフロリダ州立大学教授のトマス・ジョイナーの著書、 『Lonely at the Top: The High Cost of Men's Success』(未邦訳・以下では「本書」と呼ぶ)を紹介しよう。この本では、「男性の自殺」という問題が起こる原因と、それを予防するための対策が一冊にわたって論じられている。
 ジョイナーは、社会的に構築された「男性役割」や「男らしさ」ではなく、男性たちに生得的に備わっている「物質主義」や「地位や名声に対する欲求」という傾向に、男性の自殺という問題の原因を見出している。そして、これらの傾向がいかにして男性の自殺リスクを高めるに至るかという具体的な過程が示されて、その問題に対する具体的な対処法についても検討している。
 まず、ジョイナーは人が自殺を行うに至る主な要因として、以下の三点を挙げている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
2/4(木) 18:01配信


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch