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※朝日新聞デジタル
関西エアポートが25日発表した関西空港の2020年の総旅客数は前年比79%減の655万人で、1994年9月の開港以来、年間で過去最低となった。新型コロナウイルスの感染拡大による入国制限で、大半の国際線が欠航。国際線のない大阪(伊丹)の旅客数をも下回った。
昨年2月以降、関空では国際線の欠航が相次ぎ、国際線旅客数は、前年比86%減の350万人(うち外国人は215万人)。国内線も外出の自粛で旅行や出張が落ち込んだ結果、同56%減の305万人だった。
関西エアが同様に運営する伊丹の総旅客数は同54%減の767万人、神戸は同52%減の163万人。3空港合わせた数字は同69%減の1585万人だった。
関空は2010年代半ば以降、中国や東南アジアへのビザ発給要件の緩和などで格安航空会社(LCC)の就航が急増。19年まで5年連続で総旅客数が過去最多を更新し、その数は3191万人と09年比で2・4倍に増えていた。しかし、20年は1月の冬のピーク時に週1409往復あった国際線が年末には50往復程度になるなど、コロナ禍で一気に落ち込んだ。
関空を巡っては、同空港を拠点とするピーチ・アビエーションが2月の国内線を当初計画の48%に減らすほか、ジェットスター・ジャパンが関空―福岡、高知、熊本の3路線を3月末で廃止するなど今年の見通しも厳しい。
訪日客の恩恵で急成長していた免税店や飲食店からの「非航空系収入」も当面は見込めず、関西エアの経営は厳しい状況が続く見通しだ。(神山純一)
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