21/01/19 20:47:38.19 E2eSQgnm9.net
変異ウイルスはどこから持ち込まれ、どれだけ県内で拡がっているのか、情報が限定的でわからないことだらけです。そうした中、1月18日夜の県の記者会見では、県の情報の公表に国から「待った」がかかる場面がありました。
(県の会見直前)「いったん資料を回収という連絡があったので」「回収?」「(資料を)回収させてください。申し訳ないです」
18日夜、県が開いた記者会見の直前の一コマです。県が作成した資料が一旦は記者に配られましたが、厚生労働省からの指示で回収することになりました。
15分後、再び配られた資料からは、一部の情報が削除されていました。
<SBS記者>「同時に送ったサンプル調査で12人分を送って1人含まれていたということは、さらに他にも県内の感染者で、同じ様に変異株に感染している可能性があると思うのですが?」
<県疾病対策課 後藤幹生課長>「16日にクラスター対策班が来ていただいたときに、(12人に加えて)30数人の検体もすでに国立感染症研究所に送っているところです」
<新聞記者>「先ほどSBSとのやりとりの中で12人いう数字が出てきたのですが、それは間違いないですか?」
<県疾病対策課 後藤幹生課長>「その通りです」
この「12人」という数字は、静岡県がサンプルとして国立感染症研究所に送った感染者の検体の数です。このうち1人の検体から、新型コロナ変異ウイルスが確認されました。変異ウイルスが県内でどの程度広がっているのか推測する上で重要な情報ですが、厚労省からの指示で直前になって削除されたのです。
<新聞記者>「12件と30数件という数字は間違いではないですよね」
<県疾病対策課 後藤幹生課長>「間違いではないけど、言ってしまっていいのか確認をしていないが、実際、それは本県としても分母の数になりますので。非常に重要ですので」
この他にも、変異ウイルスに感染した20代女性の濃厚接触者で、変異ウイルスの疑いがある県外の感染者の居住地について、初めに配られた資料には「首都圏」と書かれていましたが、修正された資料では「他の都道府県」に変更されていました。首都圏という場所については正しいのか、間違っていたのかは定かではありませんが、これも厚労省の指示で削除されていたことが分かっています。
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