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東京都内で、新型コロナウイルスに感染し入院先の調整がつかず自宅療養をしていた男性が死亡したことを受けて、小池知事は「医療体制が厳しい状況であることの証左だ」と危機感を示しました。
「自宅療養で亡くなる方が出てきているということは、まさに今、厳しい状況である、その証左だと思います」(小池百合子都知事)
東京都は13日、自宅療養中の80代の男性と50代の女性が死亡したことを発表しました。このうち80代の男性については、発熱などがあり、入院先の調整が行われていましたが、空いている医療機関が見つからず、その後、一度症状が落ち着いたことから自宅療養を続けていたところ、3日後に容態が急変し、死亡しました。
男性には糖尿病の基礎疾患もあり、都の基準では入院相当となっていましたが、病床のひっ迫が影響したかたちで、小池知事は「どのようにしたら確実に命を守れるか改めて考えていきたい」としています。(14日11:28)
TBS
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