21/01/13 18:47:28.22 B8hROIaM9.net
米大統領選をめぐり、日本のトランプ氏支持者の間で、大量の陰謀論や偽情報が拡散している。
なかでも大きく広がっているのが、「トランプ氏が戒厳令を出し、裏切り者の大量逮捕が始まる。ペロシ下院議長は逮捕された」などとする情報だ。日
本だけで特に広がっているものもあり、こうした拡散にはYouTube動画やまとめサイトが寄与している。
(中略)
トランプ氏がバイデン氏の当選を阻止するために行動を起こすという陰謀論は、アメリカのみならず日本でも広く拡散している。
1月11日までの数日間、ネット上で広がった情報をまとめると、以下のような内容になる。
「トランプ大統領が大統領令で戒厳令を出し、民主党のペロシ下院議長ら裏切り者が大量逮捕される。
発令は緊急放送システムで伝えられるが、AppleがOSのアップデートで妨害するため自動アップデートをオフにする必要がある」
戒厳令が出るのは「1月11日午後2時以降」などとされ、それに伴い、
??停電が起きる
??軍がホワイトハウスに集まっている
??イタリア大統領逮捕
??バチカンではローマ教皇が逮捕
などという、言説も合わせて拡散した。
いずれも事実に基づかないか、誤っているか、根拠がはっきりしない情報だ。
実際、戒厳令は出ていないばかりか、緊急放送システムも用いられず、ペロシ議長は逮捕されずに12日の議会にも出席している。
そもそも「戒厳令」とは一般的に軍部が司法権や行政権などを掌握することを意味する。
アメリカの法制度上、大統領が非常時に発令することは可能だが、その前提となるのは外敵の侵略(戦争)や大規模な武装内乱などの存�