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農林水産省は29日、三重県伊賀市の養豚場で豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。
三重県は29日夜、県庁で対策本部会議を開き、この養豚場で飼育している約6600頭の豚の殺処分を同日中に始めることを決めた。
殺処分は1月4日に終了予定で、同月9日には消毒も終える計画。
農水省は29日、持ち回りの防疫対策本部を開き、防疫措置や消毒作業を実施することを確認した。
同省は感染経路や原因を調べるため「疫学調査チーム」を派遣するとしている。
今年、国内の養豚場で豚熱が発生したのは沖縄県、群馬県、山形県に続き4県目。
山形県では今月25日に感染が確認された。
三重県によると28日朝、伊賀市の養豚場から豚20頭が死んでいるとの報告があり、29日に陽性と判定した。
いずれもワクチンを接種する前の、離乳したばかりの子豚だったという。
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