20/12/26 20:47:32.97 gVWZJ8XS9.net
新型コロナウイルスの影響で、各地で献血会の中止などが相次いでいて、首都圏を中心に輸血用の血液が安定的に確保できない異例の事態となっています。
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターによりますと、緊急事態宣言が出されたことし4月以降、企業の在宅勤務や大学のオンライン授業が広がるなどした影響で、首都圏を中心に、月ごとに目標としている献血の量を確保できていない状態が続く、異例の事態になっているということです。
このうち、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県では、ことし4月から先月までに献血バスの配車予定のおよそ4割が中止されたということで、需要が最も多い400ミリリットルの献血は、目標よりもおよそ4万5700人分、少なかったということです。
また、輸血用の血液を安定的に供給するためには、少なくとも3日分を確保するのが適正量だとされていますが、一時期は減っていた手術の数が増えてきたこともあり、ことし10月中旬から先月にかけては、適正量の8割にまで落ち込んだということです。
これまで、ほかの地域から血液を供給してもらったり、街頭での呼びかけを強化したりすることで、医療機関に影響が出ないようにしてきたということですが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、この先は不透明な状況だということです。
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター総務企画課の光吉智彦主査「いまは個人の協力に頼らざるを得ない状況だ。このまま献血が減り続けると医療機関への影響も懸念されるので、継続的に献血に足を運んでもらうよう協力をお願いしたい」と話していました。
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