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東京都は30日、11月1日現在の人口推計を発表した。1396万3751人で、前月から7358人減った。11月として前月比の人口が減ったのは、1993年以来27年ぶり。新型コロナウイルスの感染者が多い東京都では、リスクを避けるため転入の見合わせや都外への転出が増えており、人口は6月から減少傾向に転じている。
10月までは日本での仕事を失うなどした外国人が出国するケースが目立ったが、11月は減少した人口の過半は日本人だった。
特に23区の人口減が目立ち、千代田、中央、台東の3区を除いてすべて減った。中でも大田区は1000人以上も減少。世田谷、中野、江戸川の各区でも500人以上減った。
みずほ総研の岡田豊主任研究員は「遠隔地でも働けるリモートワークの普及により、よりよい住環境を求めて郊外に転出する人が増えている」と分析。「特に23区でも『ベッドタウン』に位置付けられる区では、通勤や住環境の面で中途半端な感が否めず、住民を引きつける魅力がなければ人口減を食い止めるのは難しいだろう」と語った。(吉田通夫)
東京新聞 2020年11月30日 18時04分
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