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11/10(火) 8:51
配信
Web東奥
新型コロナウイルスに感染した男性警察官が出張先の青森県十和田市で複数の飲食店を利用し、店側がその後休業を余儀なくされた問題を巡り、休業したクラブのオーナーと居酒屋店主が、男性警察官を相手に計約550万円の損害賠償を求め青森地裁に9日、提訴した。
訴状などによると、男性警察官は7月8日に派遣型風俗店（デリバリーヘルス）を利用。青森市は同10日、派遣型風俗店従業員女性の新型コロナ感染を公表した。市は同14日、風俗店側から顧客名簿の提供を受け男性警察官に検査を受けるよう連絡したが、拒否された。
警察官は同日、十和田市内の居酒屋とクラブを利用し、翌15日夜に発熱などの症状があり救急搬送され、感染が判明した。
原告側は訴状で、警察官は来店時、新型コロナ発症者の濃厚接触者として感染している可能性が高いことを認識していたはずで、店側の損害を予測できた－などと主張。慰謝料や休業中の損害金、弁護士費用などを求めている。
県警警務課の担当者は「個別の事案についてはお答えできない」と述べた。
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