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妻から「私を殺して」と頼まれたため首を絞めて殺害したとして、嘱託殺人罪に問われた兵庫県伊丹市の無職男(68)の判決公判が9日、神戸地裁であり、野口卓志裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。
判決によると、男は8月5日午後4時半すぎ、自宅で妻(49)から頼まれ、首をロープで絞めて窒息死させた。
検察側の冒頭陳述によると、精神障害があった妻は約20年前から「死にたい」と発言し、暴れることもあった。男は病気のため生活保護を受けながら妻を介護し、2週間に1度は訪問看護を受けていた。
事件前、妻は男に殺害を依頼。男は説得したが、妻が遺書や遺影などを用意したため最後は受け入れた。スマートフォンには、男に殺人を依頼したと妻が証言する動画があったという。
男は被告人質問で「妻が朝からよそ行きの身なりをして化粧をし、遺書も用意したので本気だと思った。妻に『あなたが死んだら天涯孤独。(今死ななかったら)20~30年後に後悔する』と言われ、そうかなと思った」と供述。「他に方法があったかもと後悔するが、答えが分からない」と述べていた。
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