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地元を離れて違う街に引っ越すと、多少なりとも味わうのがカルチャーギャップ。県民性や食文化の違い、その土地ならではの習慣に直面して、
「なるほど。こっちでは、これが普通なのか...」
と思ったことがある人、きっと少なくないはずだ。
筆者も10年ほど前、そんなカルチャーギャップを味わった記憶がある。大学進学のため地元・神奈川西部(ドが付くほどの田舎だった)を離れ、都内に引っ越した際のことだ。新生活を始めてまず驚いたのは、
「とにかく、水道水がまずいこと」
だった。
地元では水道水をガブガブ蛇口から飲んでいた筆者だったが、上京してからはミネラルウォーター生活に。同じ地元から上京した友人も、「味はもちろん、シャワーを浴びたときの気持ちよさまで違う」と水の違いを力説していた。
こうしたカルチャーギャップに関する体験談は、他にもたくさんある。今回は、Jタウンネットが集めたエピソードの一部をご紹介しよう。
■愛知に引っ越したら...「蕎麦屋がない」
静岡から愛知に引っ越したというIさん(30代、専業主婦)。そんな彼女が驚いたのは、愛知の食文化だそうで...。
「静岡県から愛知県に引っ越して、麺類のお店に偏りがあることにびっくりしました。味噌煮込みうどんや、きしめんが、郷土料理で愛されているせいか、うどん屋はチェーン店でも個人店でも多くありますが、蕎麦屋が圧倒的に少ないと感じました。また、ラーメンもとんこつなどの濃い味のお店が多く、あっさりとした味のラーメン店が少ないです。静岡では、わりとうどん、そば、ラーメンも多彩な味が点在していたので、少しびっくりしました」
一般に、東日本はそば文化、西日本はうどん文化と言われるが...。愛知-静岡の位置関係で、そこまでのギャップがあるとは驚きだ。
念のため、愛知のそば屋事情についてツイッターで調べてみても、Iさんと同じように、
「北海道在住の時は蕎麦毎週のように食ってたけど愛知は蕎麦屋少ない」「愛知は蕎麦屋が少ないよ~あってもチェーン店だよ」
と訴える投稿が見つかった。
■北海道は「クーラー不要です」
続いては、神奈川から北海道に引っ越したという30代男性・Yさんのエピソードだ。
「北海道に引っ越して驚いたのが、クーラーがなくても生活できるということです。もちろん暑いのですが、扇風機をつけて窓を開ければ耐えられる程度の暑さで、湿度もそれほどないので、北海道でも30度は超えるということは知っていました。ですが実際に住んでみると、思った以上に暑さを感じず、真夏でもクーラーなしで過ごせて驚きました」
クーラーがない夏。なんて魅力的なのだろう。湿度が高くないのも最高だ。このエピソードを読んだだけで、北海道に惹かれてしまったのは、筆者だけではないのでは?(もちろん、冬場は大変なのだろうが...)
2020年10月19日 21時0分 Jタウンネット
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★1:2020/10/21(水) 20:20:20.22
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