20/09/21 10:43:45.02 kksrB4Us9.net
4連休さなかの20日、兵庫県内は秋らしい天候に恵まれ、神戸・南京町や姫路城などの観光地で人出が戻ってきた。新型コロナウイルスの影響で客足が遠のいていただけに、予期せぬ混雑に驚く人も。人の往来とにぎわいが増す一方、今後の感染者数はどう推移するのか。経済の回復も求められる中、街頭では歓迎と不安の声が入り交じった。
政府は19日から、5千人を上限としてきたイベントの入場制限を緩和。兵庫県も東京や大阪への移動の自粛要請は取り下げ、感染リスクの高い施設の利用を目的に県境をまたぐ行き来は控えるよう呼び掛ける。
4~5月の緊急事態宣言中、約200店のうち9割が臨時休業した神戸市中央区の南京町。20日は観光客であふれ、あちこちの料理店に行列ができ、露店で買った品を路上でほおばる若者たちの姿もあった。
南京町商店街振興組合の曹英生理事長(63)は「1日約1万人の来客があったコロナ前と同じくらい」と安堵し「Go To キャンペーンなどで、やっと観光に前向きになってきた。感染対策は気を緩めず、残りの連休もこの調子が続いてほしい」とも期待した。
近くの神戸メリケンパークでも、「BE KOBE」のモニュメント前に、写真撮影で順番待ちする列ができた。デートで訪れた京都府宇治市の男性会社員(26)は新型コロナのニュースは気に掛けているというが、「少し落ち着いてきたので出掛けたくなった。予想以上に人が多くてびっくり」と話した。
入場制限が続く世界文化遺産・国宝姫路城(姫路市)にも人が押し寄せた。20日の入城者は約5500人で、周辺駐車場は繁忙期並みに満車状態が続いた。姫路城管理事務所によると、1日当たりで入城者が5千人を超えたのは2月22~24日の3連休以来だという。
相模原市の団体職員の男性(30)は姫路市に住む友人に会いに来た。天守閣まで約1時間待ちのアナウンスを聞き、「1時間…。やめとこうかな」と苦笑いして諦め、「赤穂の温泉に行ってみます」と予定を変更し、友人と姫路城を後にした。
神戸地方気象台によると、連休の21、22日は兵庫県北部は曇りで、南部はおおむね晴れる見込みという。(秋山亮太、伊田雄馬、安藤真子、井上 駿)
9/21(月) 8:50 神戸新聞NEXT
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