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24日午前、日本最南端の沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域内を中国の海洋調査船が航行しているのが確認されました。この調査船は今月、9日間にわたって水域内で調査とみられる活動を続けているのが確認されていて、海上保安庁が巡視船などで警戒に当たっています。
第3管区海上保安本部によりますと、24日午前9時すぎ、沖ノ鳥島の南南西およそ370キロの日本の排他的経済水域内を、中国の海洋調査船「大洋号」が航行しているのが確認されました。
この調査船は今月9日から18日までの間、水域内で観測機器のようなものを海中に投入するなど調査とみられる活動を繰り返していて、海上保安庁が巡視船から無線や電光掲示板を使って活動を中止するよう求めましたが応じませんでした。
調査船は24日午後2時の時点で水域内を北に向けて航行中だということで、海上保安庁が警戒に当たっています。
2020年7月24日 22時32分
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