20/07/07 18:45:31 Mod0JE8C9.net
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当初よりも性質や症状などの情報が出てきたとはいえ、まだまだ分からないことが多い新型コロナウイルス。大きな疑問の一つが、感染者は陰性となった後、順調に回復しているかだ。
4月上旬に感染し、5月上旬に陰性となった男性(21)は、今も倦怠(けんたい)感や頭痛、手足の湿疹、嗅覚障害などの症状に悩まされているという。
新型コロナの「後遺症」はまだ明確になっていないが、警鐘を鳴らす学会や医師も出てきている。男性と識者に聞いた。
「退院してもずっとだるくて大学も休学している。陰性になっても症状が続く人がいることを知ってほしい」。男性は千葉県の大学に通うため、同県内で1人暮らししていたが、現在は生活に介助が必要と医師に言われ、実家で生活している。
男性は4月1日に発症。38度近く発熱し、2日には38.5度まで上がり、3日には40度を超えた。4日、約8時間保健所に電話をかけ続けやっとつながったが、この日が土曜日だったため月曜に連絡してほしいと言われたという。
下痢や嘔吐(おうと)、血痰(けったん)症状も加わったため、6日に近くの内科を受診。PCR検査を受けることになり、翌日に陽性との連絡を受けた。
保健所からは「3~4日以内に入院できる」と言われたが、結局入院できたのは、連絡から22日後の29日だったという。男性は体調が悪く食事ができず、主にゼリーや水分だけを取って過ごしたという。
12日ごろには少し食事ができるようになり、ギョーザを食べたところ、「まるで粘土を食べているかのよう」な感覚で、味覚、嗅覚障害に気づいた。
治るのか分からない不安もあり、29日、いつになったら入院できるのかと保健所に電話したところ、その日の夜に入院することが決まった。
CT(コンピューター断層撮影)による検査を受け、医師には肺炎と診断された。熱は38度ほどあった。入院中には手足に湿疹も出たという。
5月7、8日のPCR検査で2回陰性判定となったため、同9日には退院した。しかし、退院してからも苦痛が続いた。
退院日にも37.5度の熱があったが、退院後も同じぐらいの発熱がずっと続いたという。倦怠感や頭痛、嗅覚障害も続き、買い物に出かけられず、3日連続食事できない時もあったという。
38度台に発熱する日もあり、14日には病院を再受診。血液検査で脱水症状を指摘され、再入院することになった。医師には「ウイルス性なので長引くことがある」と言われたという。
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1が建った時刻:2020/07/07(火) 16:03:28.32