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佐賀県が佐賀市日の出一帯で540億円をかけて整備を進める「SAGAサンライズパーク」で、新しい指定管理者に決まった企業グループの幹部らが2日、県庁を訪れ、山口祥義知事と会談した。
グループは広告大手の電通を代表企業に、サガテレビなど12社で構成。指定管理期間は10月から2031年3月末までの10年半で、県は運営委託料として50億円余りを支払う。
会談は約20分間。パークのメイン施設で、県が257億円をかけて建設する大型公共事業「SAGAアリーナ」の模型を囲むようにして話した。
山口知事は「色々な人が勝手に集まって勝手に楽しむ、何が起こるか分からないチャレンジゾーンにしたい」「とりあえず(東京の)下北沢みたいにしたい」などと展望を語った。
12社は、管理運営を担う特別目的会社「株式会社SAGAサンシャインフォレスト」を設立している。名誉会長に就いた指山弘養・元佐賀商工会議所会頭は「人生の思い出になるような、夢のある施設になるはずだ」。代表取締役で電通の小林信吾氏は「佐賀駅からパークまで歩いたが、道沿いの景色も印象的だった。1日で1万2千歩も歩いた」などと話していた。(福井万穂)
朝日新聞 2020年7月3日 9時05分
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