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5/31(日) 11:00
読売新聞オンライン
愛媛大は29日、大学院理工学研究科の元准教授男性が盗聴目的で大学内の女子トイレに侵入した疑いがあるとして、2月に建造物侵入容疑で愛媛県警松山東署に任意の事情聴取を受けていたと公表した。元准教授は問題の発覚後、依願退職した。
発表によると、元准教授は2月7日、工学部の女子トイレにICレコーダーを設置し、出てきたところを男子学生に見つかった。レコーダーを回収して逃げようとした元准教授を学生が取り押さえ、通報した。
愛媛大は、翌日に調査委員会を開き、元准教授は事実関係を認めたが、レコーダーに録音の記録がなく、本人が退職の意思を示したことも踏まえ、被害届の提出を見送ったという。
愛媛大は「教職員の倫理意識の啓発を推進し、より一層の綱紀粛正に努める」としている。
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