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厚生労働省は29日、新型コロナに感染した患者の退院基準について、発症日や症状がなくなった時点から一定期間を過ぎていればPCR検査を受けなくても退院できるように変更する方針を明らかにした。近く都道府県や医療機関に通知する。
国内外の研究から、コロナの患者は発症前から発症直後が最も感染力が強く、発症から7~10日程度を過ぎれば他人にうつすリスクが小さくなることが明らかになってきた。こうした知見を踏まえ厚労省は基準を見直すことを決めた。
新基準では入院患者は発症から14日間が経過し、かつ症状がなくなって72時間を過ぎていればPCR検査を受けなくても退院できる。
2020年5月29日 21時28分 共同通信
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