20/05/20 05:33:50 Aapv98xX9.net
パナソニックは5月18日、2020年3月期の連結決算を発表した。米中貿易摩擦、日本の消費税増税、新型コロナウイルスの感染拡大と、厳しいビジネス環境が続いたこともあり、売上高は7兆4906億円(前年比6.4%減)、最終利益は2257億円(前年比20.6%減)だった。
主力の家電製品は欧州市場で苦戦したほか、車載機器、電子部品なども中国市況の悪化の影響を受けた。業績見通しについては、新型コロナウイルスの影響の不確実性が高いことを理由に、合理的に算定可能となった時点で開示するとした。
家電などアプライアンス(事業)は、エアコンや大型空調機は堅調に推移したものの、洗濯機、冷蔵庫、美容家電、テレビ、デジカメといった製品の海外販売で苦戦した。オンラインで会見を開いた同社の梅田博和最高財務責任者(CFO)は「新型コロナの影響を(アプライアンス事業が)一番大きく受けた」と説明した。
また、車載機器や車載電池のオートモーティブ(事業)では、中国など自動車市場の悪化や新型コロナの影響もあり車載機器の売り上げは減収だった。一方で、ほぼテスラ向けと言える円筒形車載電池、トヨタ向けの角形車載電池など、車載電池は「(2020年3月期決算の)第3、4Qは黒字化した。今年度(2021年3月期)はしっかり収益化する」(梅田CFO)と見据えた。
新型コロナウイルスの影響で、世界各国の経済活動が一時ほぼ止まった。冒頭のとおりパナソニックは2021年3月期の業績見通しを公表していないが、梅田CFOは質疑の中で、いくつか見立てについてもコメントしている。
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