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★大韓航空640億円の赤字 1~3月期、入国制限響く
2020/5/15 18:47
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【ソウル=細川幸太郎】大韓航空が15日発表した2020年1~3月期の連結最終損益は7368億ウォン(約640億円)の赤字だった。
新型コロナウイルスに伴う入国制限で旅客数が減り、前年同期の1169億ウォンの赤字から赤字幅が拡大した。
4月以降の運航便数は9割減の状態が続いており、4~6月期の業績は一層深刻になる見通しだ。
売上高は22%減の2兆4273億ウォンだった。韓国は国土が狭く、大韓航空は旅客売上高の95%を国際線で稼ぐ。
入国制限によって運休が相次いだのに加え、出張やレジャーの旅客数も減り、旅客売上高は33%減った。
特に中国と日本便の減少幅が大きかった。一方で貨物事業の売上高は0.5%増えた。
同社は4~6月期について「欧州や米国などはさらに需要が悪化する」とみる。
ただ一部地域で始まった封鎖措置の緩和に伴って「6月には国際線の供給力を段階的に回復させていく」とした。
同業のアシアナ航空も同日、1~3月期の連結業績を発表した。
最終損益は6832億ウォンの赤字と、前年同期の891億ウォンの赤字から悪化した。売上高は25%減の1兆2937億ウォンだった。
大韓とアシアナの足元の運航便数は9割減の状態が続く。
政府系銀行の韓国産業銀行が両社に融資や社債の引き受けで計2兆9000億ウォン(約2500億円)の金融支援を実施し資金繰りについては一息ついた。
ただ、コロナ終息後も旅客数の急速な回復は見込みにくく、苦境が続くことになりそうだ。