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★データで見る教育格差「AO入試組と一般入試組の年収格差66万円」
メーカーの技術力も低下している
2020/05/03 11:00
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※一部抜粋、全文はリンク先へ
1990年に新設された慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの総合政策学部と環境情報学部で国内での初導入となったAO入試。
いまではほぼ10人の大学生のうち1人がAO入試組だ。しかし、急拡大する過程においてさまざまな問題も引き起こした。
■専門家が指摘する、絶対に受けさせてはいけないAO入試
(略)
■入試タイプによって年収に70万円の差が
AO・推薦入試の野放図な拡大で、大学生の学力低下という弊害も顕在化する。
14年に発表された中教審の答申では、一部の大学で「AO・推薦入試が本来の趣旨・目的に沿ったものになっていない」と疑義を呈しており、
政府も問題視するようになったことがわかる。学力不足の学生の増加は、大学の教育現場にも混乱を招き、AO・推薦入試に批判的な大学教員も増えた。
その1人である神戸大学経済経営研究所特命教授の西村和雄さんは、「AO・推薦入試は、学生の多様化が狙いだったはずなのに、『学力の多様化』を招きました。
そして、学力の低い学生を増やす結果になっているのです」と批判したうえで、自らの経験について次のように話す。
「ある私大に講義に行ったことがあるのですが、その大学はAO・推薦入試の割合が高く、教室内が右に一般入試組と左にAO・推薦入試組に分かれ二極化していました。
AO・推薦入試組はヤル気がなく、、携帯電話をいじったり、いちゃついていたりして、講義をほとんど聞いていませんでした」
■AO・推薦入試のあり方に危機感
AO・推薦入試のあり方に危機感を抱いた西村さんは、学力考査を経て入学した卒業生とAO・推薦入試で入学した卒業生との能力を比較する追跡調査を行い、
13年にその結果を発表した(図2参照)。
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「45歳以下の男子就業者の平均年間所得では、前者が551万円だったのに対して、後者が485万円でした。AO・推薦入試組のほうが、70万円近くも年収が低かったのです。
つまり、AO・推薦入試組の卒業生は、実務能力が低く、社会であまり評価されていないことを暗示しています」
その後、西村さんのもとには大学関係者から、「医学生なのにオームの法則も知らない」「小学校で習う理科の内容も理解していない」といった嘆きの声が、
続々と寄せられたという。さらに、西村さんは14年、大手メーカー9社の協力を得て、20代を中心とする技術系社員約1200人の学力調査も行った。
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その結果が図3なのだが、数学の基礎学力を問うテスト(22点満点)の平均点では、一般入試組の卒業生が14.3点だったのに対して、
AO入試組は13.0点、推薦入試組は10.6点と明らかに低かった。
驚いたことに、「9-3÷1と3分の1+1」といった類の、初歩的な計算ができないAO・推薦入試組の技術者も多かった。
「AO・推薦入試の拡大に符合して、日本のメーカーは、特許出願数などに示される技術力が、如実に低下しています。
現行のAO・推薦入試制度は、技術立国の基盤を揺るがす元凶ではないかとすら、私は疑っています」と西村さんはいう。
※以下略、見出しのみ
■早慶クラスのAOは一般入試でも合格
■退学率2~3割の底辺校のAO入試組
■志望する大学が決まっているなら、受けてみる
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教育格差 「AO入試組と一般入試組の年収格差66万円」 AO・推薦入試組の卒業生は、実務能力が低く、社会で余り評価されていないと暗示
1特選八丁味噌石狩鍋 ★2020/05/06(水) 07:10:11.03
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