<コラム>奈良公園、コロナで鹿もStay Home [馬鹿島★]at NEWSPLUS
<コラム>奈良公園、コロナで鹿もStay Home [馬鹿島★] - 暇つぶし2ch1:馬鹿島 ★
20/04/30 10:39:56 rn6P8Ngo9.net
<コラム>奈良公園、コロナで鹿もStay Home

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響は外国人観光客の来ない奈良公園の鹿にも大きな影響を与えているようで、お目当ての鹿煎餅がもらえず公園の片隅でじっとうずこまっている姿を見ることが多くなった。奈良に都ができた頃、藤原氏は氏神として神様を茨城の鹿島神宮から春日山に移す時に、神様は白い鹿に乗って来た。だから鹿は神様の使いとして神聖な動物として、奈良では大切にされている。

中国では鹿の肉を食べ、鹿の角は医薬品・健康食品として重宝されている。養鹿(鹿を養育する)といって国家経営されている。鹿の角は「鹿茸(ろくじょう)」と言って、非常に高価な物だ。奈良公園に来る中国人にとっては、ペットのように扱われている鹿の群れにさぞや驚きを感じているだろう。

近くにある奈良女子大(1908年創立、旧奈良女子高等師範学校)グラウンドで悠々と草を食う鹿を見ることがあったが、最近数匹の鹿が闊歩する姿を見かけた。Stay Homeに疲れ勉強に来る鹿かなと思ったが、食べ物探しに来たのだろう。

宝塚市の南西、仁川下流に“鹿塩”という里がある。この地には多くの鹿が住んで、奈良の春日大社の神の使いとして里と春日大社を行き来していたという。ある日、春日大社から2頭の雄・雌の鹿が使いとして供物を持って来た。村人から歓待を受け、やがて旅の疲れで雌鹿は眠ってしまった。その間に、雄鹿は友達に会いに出かけた。

しばらくして目を覚ました雌鹿は、雄鹿が居ないのに驚き、あっちこっちを探したが見つからない。神社の裏山に行き、水を飲もうと井戸をのぞき込んだら、そこに雄鹿の姿が見えたので喜びのあまり飛び込んでしまった。井戸の水に映った自分の姿を雄鹿と見間違えたのだ。哀れなことに雌鹿は溺れ死んでしまった。

里の人は悲しみ、雌鹿を井戸から引き揚げ、塩で包んで春日大社に丁寧に送り返した。その雌鹿に「かなしくも みるや雄鹿の みずかがみ」と歌が添えられた。一方の雄鹿は雌鹿の死を悲しみ自分の愚かさを悔やみ、井戸の周りから離れず、ついにこの場所で死んでしまった。

里の人は鹿の愛情の深さを思い、塚を立てて霊を弔った。そして、雌鹿がのぞきこんだ井戸は「鹿の鏡井戸」と呼ばれるようになった。地名の“鹿塩”は、鹿を塩漬けにしたことに由来する(宝塚の民話より)。この神社は熊野神社といい、阪急今津線の仁川駅と小林駅の中間地点にある。

URLリンク(www.excite.co.jp)
2020年4月27日 23:40


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