20/04/28 20:17:45 fud1ts5Y9.net
50人以上の感染者が出たまま何も語ってこなかった「富山リハビリテーションホーム」の理事長が、取材に応じ初動対応の遅れを認めました。施設内で最低限の医療は確保されていますが深刻な介護士不足に陥っているということです。
「利用者、ご家族、近隣の皆さま。関係者の皆さまに大変ご迷惑をおかけし申し訳ありません。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、ご遺族にお悔やみ申し上げます」(升谷理事長)
謝罪したのは富山リハビリテーションホームを運営する『恵成会』の升谷敏孝理事長と升谷厚志施設長です。
これまでにこの施設内では入所者5人が死亡、職員を含めて52人が感染しています。
入所者の中には発熱があったにも関わらずPCR検査を受けたのが1週間後というケースもあり初動対応の遅れを認めました。
「私の施設でまさかこのようなことが起こっているとは。まさに私の認識の低さが。本当に私の落ち度であります。一生をかけても償えることではないですが、ほんとうに辛い思いの方がいっぱいいると思いますのでがんばります」(施設長)
県や市へ報告が遅れたことについては…。
「患者発生以来、新型コロナウイルス感染症の施設内感染防止のために奔走しており、皆さまへの説明が遅くなりましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます」(理事長)
一方、施設内の状況については現在、感染者を含めて45人の入所者のうち重症患者はおらず県の医療支援チームが入所者の容体を確認し陽性と陰性の病棟を分けてケアしているということです。
最低限の医療は確保する一方で感染予防の指導を行っている専門家は「介護崩壊」を指摘します。
「現在はコロナ感染者で重症者はいませんが高齢の方が多く、もともとの疾患で弱っている方が何名かいます。現状の問題点として、医療は回診ができて状態が早くなってきている。看護師も点滴等手伝ってっくれています。一番の問題は介護士です。食事の世話や清拭をしたり下の世話をする方が全くいません。ぜひ、県や市の方には介護士の支援をしていただきたい」(富山大学・山城教授)
(2020年04月28日 18時36分)
URLリンク(www.tulip-tv.co.jp)
URLリンク(www.tulip-tv.co.jp)