20/04/27 12:48:50 H6nhZWwZ9.net
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親の愛情が偏ることできょうだいに対して嫉妬を覚えてしまうのはよくあることだろうが、ドイツで昨年、
15歳の少女が3歳の弟を刃物で殺害した事件が発生した。その裁判がこのほど行われたが、
この少女は殺害した弟の血で壁に母親宛てにメッセージを残していたという。『The Sun』『RTL.de』などが伝えている。
ドイツのデトモルト地方裁判所で今月20日、15歳のオリビア(Oliwia)が昨年11月に3歳の弟ニコ君(Niko)を
殺害した事件についての裁判が行われた。オリビアは当時、祖母と母親アグニェシュカさん(Agnieszka、46)、
そして異父弟であるニコ君と暮らしていた。
オリビアは祖母とアグニェシュカさんが仕事で留守にしている間、よくニコ君の面倒をみていたようだ。
しかし事件のあった日、オリビアは祖母と母親が家にいない隙に寝ているニコ君にナイフを何度も突き刺して
殺害してしまったのだ。ニコ君の遺体には28か所も刺された痕があったという。
さらにオリビアは殺害直後にニコ君の血液で「あんたの息子はここだよ」とアグニェシュカさんに宛てたメッセージを壁に残し、
その場から逃走した。その後、仕事から戻って来たアグニェシュカさんは、息絶えたニコ君を発見し、警察に通報したようだ。
警察はオリビアの行方をヘリコプターで追跡したところ、自宅から6マイル(約9.7キロ)離れた場所で発見し身柄を拘束した。
その後の調べにより、オリビアは犯行当日にインターネットで「効果的な殺人の方法」について調べていたことが判明した。
またオリビアは学校でいじめにあっており、学校を休んでは流血するシーンが多々あるビデオゲームやホラー映画を見ていたという。
一方でアグニェシュカさんは、メディアのインタビューで「自分の娘を許せるか?」との問いに次のように答えている。
「はい、私の娘ですから。娘を一人にする訳にはいきません。息子のニコと同様に心からオリビアを愛しています。
今はそばに行って、この腕で抱きしめてあげたいです。」
またアグニェシュカさんはオリビアとニコ君の関係は悪くはなかったと話しており、2人が仲良く微笑んで写っている写真を見せたそうだ。
しかしながらオリビアは時々、ニコ君に対して苛立ちを見せることもあったようで、アグニェシュカさんは
「ニコに対してオリビアがこれほどまでに憎しみを抱いていたとは思いもしませんでした」と明かしている。
オリビアはニコ君を殺害したことを認めており、刑が確定した場合は最長で懲役10年の刑に服すことになるようだ。
画像は『The Sun 2020年4月20日付「BLOOD LINE Schoolgirl, 15, butchered brother, 3, then wrote
‘here is your son’ on wall in his blood in chilling message to mum」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
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