20/04/20 19:27:32 zIgmPtf+9.net
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、タクシーの運転手らが不安を募らせている。
感染の疑われる人が専門外来を受診する際、移動手段として使う場合があるが、車内は密室性が高い上、運転手が乗客の利用目的を知らないことも多いからだ。
緊急事態宣言が全国に発令され、市民の生活や健康への不安は高まっている。全国ハイヤー・タクシー連合会(東京)の市村祐二副会長(67)は「不特定多数の客を運ぶ運転手は、常に感染の危機にさらされている。国には環境を整えてほしい」と訴える。
厚生労働省などによると、感染の疑いがある人は各地の帰国者・接触者相談センターに相談し、専門の「帰国者・接触者外来」で診察を受ける場合は公共交通機関を使わずに来院することが原則だ。
ただ、地方などで病院が徒歩圏にない人も多く、自家用車がない場合は、タクシーやハイヤーを利用するケースが出ている。
石川県では3月下旬、タクシー運転手の男性が客を乗せ、病院の出入り口で降ろすと、飛沫(ひまつ)を防ぐフェースガードのようなものを着けた看護師らに出迎えられた。
これを見た運転手は「感染の疑いがある人だったのか」と初めて知り、驚いたという。
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