20/04/20 07:56:33 zIgmPtf+9.net
非常時には強力な政権基盤を持つ「強い総理」でなければ危機を乗り切ることは難しい。
新型コロナ危機にあたって国民は「一強」と呼ばれる安倍晋三・首相のリーダーシップに期待した。
ところが、この総理はやることなすこと国民の神経を逆なでしている。466億円の“アベノマスク”に続いて、今度はギターを弾きながら歌うミュージシャン・星野源と、私邸のソファーで愛犬を抱いてくつろぐ自分のコラボ動画をツイッターに投稿し
たちまち「貴族動画」「現代のルイ16世」と批判が殺到した。総理の女房役の菅義偉・官房長官は記者会見で“火消し”に追われた。
自民党ベテランは、菅氏の様子に別の印象を持ったという。
「菅さんが総理を本気で守るときはもっと高圧的で断定的な言い方をする。加計学園問題では文科省資料を『怪文書みたいなもの』と一刀両断してみせた。
それに比べて、
今回は役人のメモをボソボソと読み上げただけ。マスクもコラボ動画も安倍側近官僚の入れ知恵といわれており、菅さんは役人を重用する総理と距離を置きたいんじゃないか」
安倍官邸への決別宣言
それを物語るのが、安倍首相が全国一斉休校要請を突然発表したとき、
休校に慎重だった菅氏が決定を直前まで知らされていなかったことだ
菅氏に近い議員は、それ以上に菅氏が自ら内情を明らかにしたことに驚いたという。
「自らが“部外者”であったことを隠しもしなかった」
「総理の動画アップについても菅さんが相談を受けていたら止めていたでしょうが、
知らされないまま、批判を浴びると会見で説明責任だけ押し付けられた。
菅さんは感染対策が一段落した時点で官房長官を辞任する腹を固めているでしょう」(同前)
この肝心なときに官邸は機能不全に陥った。
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