20/04/14 05:13:20 PQZN/aCg9.net
イギリスの有名ブランド・バーバリーを販売していたアパレル大手の三陽商会に対し、大株主の投資ファンドが業績の低迷が続いているとして独自に取締役の候補を選び、株主総会に提案することがわかりました。経営陣の大半を外部の人材にする内容で、事業を取り巻く環境が悪くなる中、株主の目も厳しくなっています。
三陽商会は、イギリスの有名ブランドのバーバリーグループと販売ライセンスの契約を結んでいましたが、5年前に契約が切れてからは業績が低迷し、ことし2月期の決算も最終損益が4期連続の赤字になる見通しを明らかにしています。
こうした中、三陽商会の大株主となっているアメリカの投資ファンド・RMBキャピタルが独自に取締役の候補を選び、来月開かれる予定の会社の株主総会に議案を提案することがわかりました。経営の立て直しを急ぐべきだとして、経営陣の大半を外部の人材にする内容です。
三陽商会はことし1月に社長が交代して経営の立て直しを進めています。株主総会では会社と大株主のどちらが多くの支持を集めるのかが焦点となりそうです。
アパレル業界では、レナウンでも社長と会長が筆頭株主の中国企業の反対で退任に追い込まれ、新型コロナウイルスの感染拡大でデパートの休業が相次ぐなど事業を取り巻く環境が悪くなる中、株主の目も厳しくなっています。
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