20/04/05 15:59:48 T/a/pGGd9.net
絶滅の恐れのある大型猛禽類オジロワシが北海道内の風力発電施設に衝突する事故「バードストライク」が、調査を始めた2003年度以降の17年間で63件確認されたことが環境省のまとめでわかった。
最近の傾向として、小型風力発電での事故が増えているという。
オジロワシの事故は、15年度には初めてゼロになったが、16年度は3件、17年度は7件、18年度は3件、19年度は過去最多の8件が確認された。
このうち、18年度の1件、19年度の4件が小型風力発電での事故だった。
同じ期間の17年間で、オオワシの事故は3件あった。
小型風力発電での事故は、17年度に根室市で1件が報告されている。
環境省のオジロワシ・オオワシ保護増殖検討会の座長、黒沢信道・日本野鳥の会釧路支部長は、「これまでの事故を踏まえ、風力発電はできるだけ海岸沿いの岸壁には建設しないようにするなどの対応を 業者や行政は取り組むべきだ」と訴えている。
写真:風力発電施設へのバードストライクが報告されているオジロワシとオオワシ
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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