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ＪＲ東日本や北陸総合通信局などは２３日、北陸新幹線の上越妙高（新潟県上越市）－飯山（長野県飯山市）間のトンネル内で、３１日から携帯電話の通話や通信が可能になると発表した。これにより、金沢－東京間の全区間で携帯電話が使えるようになる。
電波が届かなかった上越妙高－飯山間の２トンネル（延長計２２・６キロ）で対応工事が完了した。３１日の始発以降はＮＴＴドコモ、ＫＤＤＩ（ａｕ）、ソフトバンクのサービスが利用できるようになる。
同通信局によると、北陸新幹線で電波が入らなかったトンネル区間は計１６５キロある。２０１６年６月に安中榛名（群馬県安中市）－高崎（同県高崎市）間の５トンネルを皮切りに、順次工事が進められてきた。
昨年１０月からは、峰山トンネル（上越市）－上越妙高間の４トンネルで工事が完了し、ＪＲ西日本の全区間で通話ができるようになっていた。
上越新幹線でも３１日、携帯電話を利用できる区間が広がる。越後湯沢駅（新潟県湯沢町）から浦佐駅（同県南魚沼市）のほぼ全てのトンネルで利用可能となる。
2020/03/24 02:00
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