20/03/25 17:33:10 fjeYjc8N9.net
PCR検査は公的医療保険でできるようになったが、インフルエンザの検査のようにどの医療機関でもできるわけではない。定められた「帰国者・接触者外来」を受診し、医師が必要と認めた場合に限られる。
「検査を限定しているので隠れた患者がいるのではないか」との声がある。政府の専門家会議メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は「感染が広がり、隠れた患者がいれば、各地の病院で原因不明の肺炎が増えているはずだが、そのような話はない。
すべての患者を把握できていないかもしれないが、その数は多くはなく、重症者や死亡者としては出てきていないと思う」と説明する。(松浦祐子)
■重症者を優先、治療につなげる
聖路加国際病院QIセンター感染管理室マネジャーで看護師の坂本史衣(ふみえ)さんに新型コロナウイルスのPCR検査について聞いた。
―検査を望む人が増えています。
感染のあるなしを正確に判定できると誤解があるようです。PCR検査は感染しているのに陰性となる「偽陰性」や感染していないのに陽性と判定される「偽陽性」が出ることが避けられません。
100人の感染者のうち最大でも約70人しか検査では陽性にならないとみられています。
本当は感染しているのに、検査結果が陰性だったら感染を広げる可能性があります。
本当は感染していないのに陽性になれば、隔離のため入院することになり、病床不足につながりかねません。
―幅広い人に検査が受けられるようにした方がいいという意見もあります。
どれくらいの人が感染しているかを調べることに�