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県農業技術研究センター(熊谷市)に勤める六十代の男性職員=行田市=に続いて妻の六十代女性と娘の三十代女性会社員にも新型コロナウイルス感染が確認されるなど、県内の感染者が増えている。六十代女性はライブハウスやスポーツクラブなどに出掛けており、県はクラスター(集団)感染を抑えるため、施設名を公表。「症状があって、感染かどうか不安な人は遠慮せずに相談してほしい」と、電話相談窓口「県民サポートセンター」の利用を呼び掛けている。
六十代女性は二月十九日に下痢の症状が見られたが市販薬で改善。五日後に胸に違和感を覚え、二日間三七・一度の発熱があったほかは症状がなかった。夫の県職員男性の感染判明を受け、六日の検査で感染が分かった。
県などによると、女性は二月二十日夜、都内のライブハウス「池袋音処・手刀(ちょっぷ)」に来場。行田市のコナミスポーツクラブ行田で二十一、二十二、二十七日にダンスなどをし、二十二日は熊谷市の中央公民館で三味線教室に参加した。また、九十代の実母の受診のため二十五日と三月二日、さいたま市中央区のさいたま赤十字病院を訪れたという。女性はスポーツクラブで体を動かしていた時以外はマスクを着用していた。
各施設は消毒したり休館したり、ホームページで利用時間帯を掲載するなど対応している。
三十代の女性会社員は二日に全身の倦怠(けんたい)感を覚えながらマスクを着用して出勤したのを最後に自宅で療養していた。 (飯田樹与)
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