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【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は２５日、前日の午後４時からこの日午前９時までに新たに６０人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計８９３人となった。また、感染者から新たに１人の死者が出た。韓国での死者は８人に増えた。
新たに感染した６０人のうち、４９人は多数の感染者が出ている南東部の大邱市と慶尚北道で発生した。残りの感染者の内訳は京畿道５人、釜山市３人、ソウル市２人、慶尚南道１人。
これにより、大邱・慶尚北道の感染者は計７３１人（大邱５００人、慶尚北道２３１人）に増えた。
多数の感染者が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」と慶尚北道・清道の病院に関わりのある感染者は、２４日午前９時現在でそれぞれ４５６人、１１３人だ。
これ以降に感染が確認された人の感染経路は公開されていない。中央防疫対策本部は、２５日午後２時の会見で感染者の状況を発表する予定だ。
死者８人のうち６人は清道の病院の患者で、２４日に死亡した６０代の男性も同病院に入院していた。
完治して隔離措置が解かれた感染者は、計２２人となった。
感染の有無を調べるために検査を受けた人（感染者除く）は３万５８２３人で、このうち２万２５５０人は陰性だった。残りの１万３２７３人は現在検査中だ。
中央防疫対策本部は、午前１０時（同９時時点）と午後５時（同４時時点）の１日２回、新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
2020.02.25 11:30 聯合ニュース
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