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東京マラソン 一般の参加料は返金せず 国内ランナー1万6200円 来年の出走権付与
毎日新聞 2020年2月17日 18時57分(最終更新 2月17日 18時57分)
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、東京都内で3月1日に開かれる東京マラソンの主催財団は17日、一般参加者の出場を取りやめ、エリート選手のみで実施すると発表した。定員は約3万8000人だったが、出場者は200人規模となる見通し。取りやめによる参加料の返金はしない。来年の出走権を与えるが、再度、参加料が必要になる。
大会は男子の東京五輪代表選考会を兼ねており、日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=や前日本記録保持者の設楽悠太(28)=Honda、2018年アジア大会金メダリストの井上大仁(27)=MHPS=らが出場する予定。
エリートでの出場は17年2月以降に、男子は2時間21分以内、女子は2時間52分以内を記録するなどした選手に限られ、男女合わせて200人規模となる見込み。車いすの部もエリート選手に限られ、男女計30人の出場となる見込み。
フルマラソンの参加料は国内ランナーが1万6200円、海外ランナーは1万8200円。
東京五輪代表を懸けては3月8日に名古屋ウィメンズマラソンが開催される。エリート選手約140人に一般ランナーを加えて約2万4000人がエントリーしている。大会事務局は「東京マラソンとも情報交換をしている。(対策など)決まり次第、発表する準備をしている」とコメントしている。【小林