20/02/08 15:04:20 TKczXUog9.net
突然ですが、「雑談のおもしろさ」は何が決め手になるのでしょうか? 「話の内容」「口のうまさ」……いろいろな意見があると思いますが、
放送作家で即興力(インプロ)養成講師としても活躍する渡辺龍太氏によれば、
「相手と無理なく楽しく話すことができれば、話の内容や口のうまさに関係なく、会話は盛り上がる」と言います。
そこで今回は、「雑談がつまらない人がやりがちなNG行動」について、渡辺氏著『雑談がおもしろい人、つまらない人』から解説します。
雑談の意義を、「価値ある情報のやり取り」だと思っていると、雑談は決して盛り上がりません。それどころか、面倒なやつと思われてしまうことがあります。
次のやり取りを見てください。
A 「食器洗いって、めんどくさいよね」
B 「だったら、食器洗い機が便利だよ」
A 「え? でもキッチン狭いし、値段も高そうだし、それは無理かな」
B 「最近は小さいのもあるし、数万円で買えるタイプもあるよ」
A 「でも、私の家マンションだから、音がうるさいと困るな」
B 「そんなにうるさくないよ。じゃあ、紙のお皿と割り箸を使えば? これで解決!」
A 「いやいや、お金かかりそうだし、食事しても味気ないじゃん。ゴミも増えるし」
B 「うーん、じゃあAさんにとって、何がよりいいソリューションなんだろうな?」
A 「ソリューション……?」
この場合、AさんとBさんの間には、雑談に対する完全な認識の違いがあります。
Aさんは、単純に「食器洗いがめんどくさいね」という話をして、「そうだね!」とか、「わかる! その気持ち!」と言われて感情を共有し、お互いのキャラ