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※統一21
北ではマスク1個にコメ10キロ相当の価格
中国との間を往来する航空便・鉄道を停止
中国で発生して世界に広がりつつある新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)予防のため、北朝鮮が韓国産の高級マスクを高官層にのみ支給することが31日までに分かった。米国の「ラジオ・フリー・アジア」(RFA)は31日、ある消息筋の話を引用して「北朝鮮のある貿易会社が最近、韓国の食品医薬品安全庁の認証書が付いた韓国産の感染防止用高級マスク1万個を、中国の貿易商を通して注文した」「北朝鮮の注文したマスクは一般住民がコメ10キロを買える価格に相当する上、発注した部局は国家レベルの密貿易を主導する機関だという点を考慮すると、平壌のごく少数の特権層向けのものと思われる」と報じた。
また北朝鮮は31日、武漢肺炎を理由として、2月末と通知していた金剛山観光地域における韓国側施設撤去の日程を当分延期する、という立場を韓国政府に伝えた。韓国統一部(省に相当)の?尚基(ヨ・サンギ)報道官は同日の定例ブリーフィングで、「30日午後11時ごろ、北朝鮮がソウル・平壌間の直通ファックスを通して、金剛山国際観光局名義で『武漢肺炎伝染の危険を防止するため、金剛山地区の撤去日程を当分延期することとした』と知らせてきた」と伝えた。北朝鮮は前日、武漢肺炎拡大のおそれを理由に、開城の南北共同連絡事務所の運営を中断していた。
さらに北朝鮮は、武漢肺炎遮断のため、中国との間を往来する全ての航空便と鉄道の運航を31日から中断すると伝えられている。ラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)は、英国およびインド外務省の話を引用し、「平壌と中国の北京・遼寧省・瀋陽などの間を行き来する高麗航空の往復路線や、北京と丹東地域などを結ぶ国際列車などがストップすることになった」と報じた。北朝鮮は、2014年の「エボラ出血熱流行」と2003年の「SARS(重症急性呼吸器症候群)流行」の際も平壌と北京を結ぶ航空路線を遮断し、外国人の入国を防いだ。
2020年2月1日 17時47分
朝鮮日報
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