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ソフトバンク技術者がロシアのスパイに狙われる理由…5Gのため中国人技術者を積極雇用か
2020.02.01
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警視庁公安部は1月25日、在日ロシア通商代表部の幹部職員の求めに応じて会社の営業秘密を不正に入手したとして、元ソフトバンク社員の荒木豊容疑者(48)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。その手口はロシアの古典的な人的諜報活動そのもので、情報通信業界に衝撃を与えている。昔から「スパイ天国」と称されてきた日本で、何が起こっているのか。
■「普通の技術者」「どうして彼が」
警視庁の発表によると、荒木容疑者は2019年2月に当時勤務していたソフトバンクの会社サーバーに接続。同社の営業秘密を含むデータ2点を記憶媒体に複製した疑い。荒木容疑者は容疑を認めており「小遣い稼ぎのためにやった」「飲食のたびにお金を渡されていた」などと述べている。一方で、警視庁は荒木容疑者に金を渡していた外交官とすでに帰国した元通商代表部の職員の計2人対して出頭するようロシア大使館に呼び掛けているが、外交官不逮捕特権もあり、逮捕・拘束は厳しい情勢だ。
荒木容疑者はソフトバンクに在籍当時、自社の通信設備のインフラ整備を主に担当していたという。同社の関係者は次のように語る。
「荒木さんは金に困っているようにも、ましてやスパイまがいな不正を行っているような人物には見えませんでした。情報通信産業に属している他の多くの技術者と同じく、普通の社員です。会社中枢の幹部というわけではなく、『どうして彼が』と驚いています」
冷戦期まで旧ソ連やアメリカなどの諜報機関は政治家や官僚、企業の重鎮など組織中枢で機密情報にアクセスしやすい人物をターゲットに工作を続けてきた。一方、今回の荒木氏は、諜報活動の司令塔ともいうべきロシアの在外公館関係者が直に出向いて諜報活動を行う人物としては異例に思える。
■なぜ現場の技術職が狙われたのか
大手情報通信会社の幹部は次のように話す。
「企業の戦略や中枢技術の盗用ではなく、そもそも情報インフラの構造そのものがターゲットになっているのではないかとの印象を受けています。現在の情報通信技術の構造はどこかひとつにハブがあって、それを手に入れればすべての技術や情報が手に入るわけではありません。逆にネットワークの末端が数えきれないほど広がっているからこそ、すべてを防衛するのは難しいともいえます。今回の事件のように現場の人間を懐柔して、複数の末端の情報から全体像を把握したり、懐柔した人物を通じてシステムに複数のバックドアを設けておいて、有事の際にサイバー攻撃を行う起点にしたり、情報取得の方法はいくらでも考えられます。
※以下省略、続きはソースで
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