20/01/13 10:31:59 Uey66v6E9.net
【ロンドン時事】英王室の中核メンバーとしての立場から退くと発表したヘンリー王子とメーガン妃夫妻の決断をめぐり、国内では賛否両面の論議が繰り広げられている。
比較的自由で「開かれた王室」と言われる英王室だが、主要王族の「引退」という異例の事態に、国民もメディアも当惑を隠せない様子だ。
8日の声明によると、夫妻は働きながら英国と北米を往来して生活する考え。ただ、何の仕事をするか、どこで暮らすかなど具体的なことは不明だ。王子には事故死した母ダイアナ妃の遺産などがあるが、現在受け取っている王室費や父チャールズ皇太子を通じた地代収入なしで「上流階級」的な暮らしを続けるには相当な資産が必要。2人がテレビ出演や講演などで収入を得るという臆測がある一方、金銭的な自立は困難で、王室から援助を受け続けるという見方も出ている。
報道によれば、2人は「サセックス公・公爵夫人」の称号は維持したい考え。また、多額の公金を費やして改修したウィンザーの自宅も保有し続ける見込みだ。主要公務から「引退」する一方で、肩書を利用して商業利益を追求するようなことがあれば国民の反発は避けられず、これまで以上のバッシングにさらされる可能性が高い。
「メディア嫌い」の夫妻が目の敵にする大衆紙は「金もうけのハリー(ヘンリー王子)、特権と地位は維持」(サン紙)と攻撃的な論調。また9日に世論調査会社ユーガブが公表した調査結果によれば、「夫妻の決断を支持する」とした人が45%だった一方、「王室から収入を受け取り続けるべきでない」との回答も63%に上った。
時事通信
1/13(月) 7:47
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