20/01/09 22:55:02 MecbaBKy9.net
宿泊施設でのトラブルは、日々オーナーたちを悩ませています。予約客が善良な人に思えても、宿泊した途端に裏の顔が出てきて、施設を破壊したり乱暴なパーティーを開いたりして迷惑をかけることがあるからです。
そこで世界最大級の宿泊予約サイト「Airbnb」は、宿泊客が反社会的な人格の一種「サイコパス」かどうか予約前に診断できるAIを開発しました。このAI によって、宿泊客はオンライン上の性格が明らかになるとのこと。
The Evening Standard はAirbnbがこの新しい技術をについて特許を申請したことを報告しています。
Booker beware: Airbnb can scan your online life to see if you’re a suitable guest
URLリンク(www.standard.co.uk)
■AIによるユーザースコア判定
開発されたAIは、サイト上で予約してきた客がインターネット上ではどのような人物なのかを調べ、ネット上のデータに基づいてユーザースコアを算出します。スコアが低いユーザーは「トラブルを起こす可能性が高い」と判断されるわけです。
AIの調査によって次の点が明らかになった場合、ユーザースコアがダウンするとのこと。
?偽のネットワークプロフィールとの関連性が明らかになった場合や、プロフィールを捏造した場合
?ユーザーに関連するキーワードや画像、動画などに、麻薬やアルコール、反政府、セックスワークなどが含まれている
?ポルノに関係している人
?ネガティブな言葉でオンラインコンテンツを作成した人
?犯罪に関係している人
■関連情報の収集
AIはユーザースコアを算出するだけでなく、対象に関連する情報をさらに深く集めることもできます。
ユーザーのトラブルリスクが高いと判断されるなら、機械学習と予測分析によって疑わしい動きが発生する前に調査を始めてくれます。
ユーザーに関するネット上のニュース記事をスキャンして、犯罪に関係しているようであれば、より「危ない人」であると判断します。
また、ユーザーがブログやニュースウェブサイトへどのような投稿をしているかも考慮されます。表面的には善良な人として振舞っていても、ネット上での「本当の性格」がバレてしまうのです。
このAIの働きによって宿泊客によるトラブルは軽減されるでしょう。今後、同じようなAIシステムは増えていくかもしれません。たとえ、ネット上であっても「善良な人」であるよう心掛ける必要がありそうです。
2020/01/07
URLリンク(nazology.net)
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