20/01/02 06:40:56 RbntMfvl9.net
■昨晩聞いた「除夜の鐘」も実は歴史が新しい
新年最初の行事といえば、初詣であろう。
実際のところ、日常的に神社に通っている人は限られているはずだ。そう考えても多くの人にとって、お正月は「二礼二拍手一礼」をする数少ないタイミングだといえるかもしれない。
「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法ではないのだという。
■作法には厳格なきまりはない
現在では多くの神社で、二礼二拍手一礼を奨励する掲示を見ることができる。巫女さん姿の女の子が二礼二拍手一礼をするイラストを、いろいろなところで目にするのではないだろうか。
だから参拝者も疑うことなくそれに従っており、とくに若い人たちにとってそれは自然な行為であるのか、率先して二礼二拍手一礼を行っているようにも見える。彼らが神社に参拝するようになった時点では、すでにそうした掲示がなされていたことの証明だともいえるかもしれない。
ところが実際のところ、社前での参拝の際に、二礼二拍手一礼を行うという作法がいつから奨励されるようになったのかはわからないというのだ。
■東京都神社本庁も作法の存在を否定
東京都神社本庁のウェブサイト内の「参拝の作法」というページには、「私たちが神社にお参りする際の作法には厳格なきまりはありません。敬意の表し方は人それぞれですし、参拝の作法も神社や地域によって特色があります」という記述がある。
昔から神社に関わってきた人間であるなら、たとえ神職でも、祈念が欠けている作法に釈然としないものを感じるはずだというのだ。また、そもそも神社に参拝するということは、それほど堅苦しいことではなく、もっと自由でいいのではないかとも主張している。
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東洋経済オンライン
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