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2020年1月1日
クルマが動かなくなってしまうこともある
最近のクルマはメンテナンスフリー化がどんどん進んでいる。にも関わらず、今でも残っているメンテポイントというのは、逆に言えばなくすことができないほど重要ということでもある。そうした数少ないメンテポイントの消耗品を、もし交換しなかったらどうなるのだろうか? 今でも交換が定められている部分についてまとめてみた。
1)オイル
オイルは人間でいうところの血液とよく言われるが、交換しないとスラッジがどんどん発生して各部に堆積したり、詰まったりしていく。さらに悪化するとカーボン化して、ガッチリと固まって、まさに動脈硬化。エンジンは潤滑不良で破損したり、ミッションは入らなくなったり、ギヤが摩耗したりと、クルマの性能をダイレクトに悪化させる。
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2)オイルフィルター
オイルフィルターの交換サイクルは、エンジンオイルの交換2回に対して、1回が一般的。放置すると当然、汚れがどんどんと溜まっていくが、結果としてはなにも起こらない。詰まってオイルが流れなくなると思うかもしれないが、内部にバルブが付いていて、そこが解放されて詰まらないようになっている。
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3)エアクリーナー
走れば走っただけ汚れは詰まってくるので、エンジンはどんどん不調になって、燃費もがた落ち。今まで見たひどい症状のクルマは、エンジンがかかってもすぐに止まってしまうというものだった。空気を吸えないので当然ではある。
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4)エアコンフィルター
今や軽自動車にも付いているが、交換に無頓着な人もけっこういる。また都市部だと汚れるのも早いが、詰まるとエアコンの風が出なくなることがある。
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一度不具合が出てしまうと直らない箇所も!
5)プラグ
今や新型車だと20万kmまで無交換で、点検すら不要なので実質メンテナンスフリーなのだが、一般的には交換しないと電極がどんどんと減って、点火力ががた落ち。エンジンがかからなくなる前に、エンジンの振動が大きくなったり、加速や燃費が悪くなる。
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6)ATFやCVTフルード
最近は5~10万km毎を指定することが多いが、それでも長いような気はする。交換しないと振動が大きくなって、ぎくしゃく感が増大。さらに滑りや異音も出るなど不具合が起こることもある。一度不具合が出てしまうとフルードを交換しても直らないのであしからずだ。
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7)ブレーキフルード
こちらはペダルの踏力を各車輪のシリンダーに伝えて、ブレーキを利かせるのが役割。しかも吸湿性があるので定期交換が必須だ。交換しないと内部のピストンが錆びて固着して、ブレーキが効かなくなる。通常はまず片利きになることが多い。
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8)ブレーキパッド&シュー
これは簡単で、摩擦材がなくなると制動力が発揮できずに止まれなくなる。キーキーと音が出て、ローターやドラムを傷めることにもなる。
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9)タイヤ
溝がなくなってツルツルになると、当然バーストする。バーストしなくても、ウエット性能がガタ落ちで、とにかく危ないことこの上なし。
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10)ワイパー
拭きムラが出る程度ならまだいいが、ゴムが千切れてくると拭き上げ不可能に。雨の日は危ないし、そもそも車検に通らない。
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