19/12/23 20:14:01.69 9ufyC+zo9.net
ご存じの通り日本は少子高齢化で人口は減少の一途をたどっている。それと同時に日本ではある現象がさらに加速しているそうだ。
それは東京の人口一極化である。
私は人生で一度も地元から出たことがないという上級地方民だが、たまに東京へ行くこともある。その際思うことと言えばやはり「人が多い」「ゴミのようだ」「目が」である。
私は平素いつも部屋で一人のひきこもりなため、三人以上いれば「多い」と感じるのだが、錯覚ではなく本当に東京は人が多くて、地方は少ないのだ。
田舎だと、俺たちの生命線「ザ ビッグ」の店内でないかぎり、どんなにボンヤリ歩いていても人にぶつかることは滅多にない。その代わり谷とかに落ちるだけだ。しかし都会でそんなことをしていたらすぐに肩がぶつかって、小競り合いか恋がはじまってしまう。
皆様も知っての通り、現在世界はインターネットの発達により「どこにいても仕事が出来る」という最悪の事態に陥っている。物だって通販により大体の商品は隣家がアマゾンの倉庫としか思えぬスピードで手に入ったりもする。
もはやわざわざ東京に出ようと思う人間は減っているのではないか、と思ったが、全くそんなことはなかったぜ、という話である。今でも、東京で消耗する方が、田舎で腐るよりマシと考える人間の方が多いようだ。
東京の人口集中が良いか悪いかというと、あまり良くない。人口減に加え、それがさらに一か所に集中すれば、地方はさらに過疎化し、限界集落どころか限界県、限界地方と化す。労働力がないので不便さはさらに増し、空き家も増え、一部の都会以外は荒廃の一途を辿るだろう。そんな場所での生活は不便すぎるので、進撃してくる巨人もいないのに都会という壁の中で暮らすしかなくなってしまう。もちろん都会へ行けない人間もいる。そういう者は不便かつ、後期高齢者以上が車を運転しまくる、怒りのデスロードで暮らすしかない。
よって、あの手この手を使って、地方に人を呼び込む政策がされているのだが、イマイチ効果がないというのが現状である。
やっぱり地方は仕事が少ない、女性はさらに厳しい
そもそも何故都会に人が流れてしまうかというと、中央省庁や民間大手企業の本社の多くが東京にあるのが大きいと言われている。
確かに、どこにいても仕事が出来てしまう狂った世の中ではあるが、東京にある会社に入社したければ東京に出てくるのが普通である。よって「この人気企業で働きたい」という希望がある若者は大体東京に行ってしまう。
また地方は雇用も都会より少ないが、就ける職種自体が限られている。漫画家ですら、ひと昔前まで「漫画家になりたければとりあえず上京」という世界であった。転売用商品の列に並ぶだけの簡単なお仕事に就きたくても、田舎ではそのような求人は滅多にないのだ。
今でも「なりたいのなら東京に行くのが最短」な職業は少なくないだろう。地方でもなれないことはないかもしれないが、「遠回り」になってしまうことは否めない。よって夢のある者も東京へ行きがちなのだ。
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これでは、夢も希望もない連中しか地方に残らないかのようだが、もちろん、地元に満足し、夢と希望を持って残る者も大勢いる。
ただ私自身が、地元にも居場所はないが東京に行っても野垂れ死ぬことはわかっているので、とりあえず餓死を回避するために地元という名の実家に居座った側なので、そういった、自分に何の希望も抱いていない「絶望組」もゼロではない、とは言っておこう。
また「地方の女は、結婚するか、看護師、教師、山姥になるしか地元で生きる術はない」とも言われている。もちろんこれはオーバーなのだが、田舎の方が職場の男女均等意識がさらに低く、結婚に対する圧が強い傾向がある、というのは否定できない。そこから逃れたくて東京へ出るという女性も多いようだ。
ともかく、地方から東京に出て就職する人間が多い一方で、東京から地方に就職する人間が珍しい以上、人口の集中化は免れない。だから、人口を分散したいなら、省庁や大手民間企業の移転が必要と言われている。
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2019/12/23 13:46
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★1 2019/12/23(月) 17:57:10.83
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