19/12/21 11:16:54 8MLzKj2E9.net
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お声がかかれば、押っ取り“刀”ならぬライフル片手に、オレンジ色のベスト姿で馳せ参じてくれるご存じ猟友会員。今年も全国でクマ退治の現場に引っ張りだこだが、その口をついて出るのは「やるだけ損だ」というボヤキばかり。
秋田県鹿角(かづの)市の温泉街、十和田大湯の一角で、メスのクマが撃ち殺されたのは11月20日の朝のことだ。
「我々が通報を受けたのは午前6時過ぎ。鹿角署員と温泉宿の庭先に駆け付けると、体長1メートルほどの1頭がうずくまっていました。警官が山に帰そうと追い払い、一旦は近くの川沿いに逃げましたが、再び住宅街を徘徊し始めたのです」
そう振り返るのは、顛末を知る地元猟友会の関係者。
「11人の警官に猟友会員4人と市職員4人の計19人で後を追いましたが、駆除できたのは約3時間も後のこと。その間、猟友会員はクマに襲われ、1人が額と左手に擦り傷を、もう1人は右手の指を噛まれる重傷を負いました」
自治体ごとに異なるが、害獣駆除には1時間当たり数千円の手当が支払われる。命懸けの任務の割には十分な報酬と言えないうえ、大ケガのリスクまであるとは。
その見合わなさがボヤキの理由かと問うと、猟友会員歴50年�