19/12/02 11:58:54.77 73DpgHm79.net
分析に利用するのはNHKが毎月蓄積してきた世論調査の結果。小泉政権と比較する。
■2つの政権には共通点、回復のカギは外交と選挙
2つの政権には共通点がある。落ちた支持率が上昇に反転するときに、目立った外交の動きや選挙があったことだ。
もう1つの共通点は衆議院の解散総選挙による回復だ。小泉政権で象徴的なのは2005年の「郵政選挙」である。
支持率は選挙の前後で47%から58%へと急上昇した。
第2次から第4次の安倍政権では約7年で衆参合わせて5回もの国政選挙があり、
うち2回が支持率が下がるなか安倍総理大臣が踏み切った2014年と2017年の解散総選挙である。
支持率は、2014年衆院選前後で47%から50%、2017年衆院選前後では37%から46%にアップし、
戦略的に解散というカードを切り事態を打開しているのがわかる。
■男女の差
小泉政権は男女の線が重なり男女の支持率の差が小さい。
安倍内閣は第2次政権以降一貫して男性が女性を上回る。男女差の平均は8ポイント。男女で好みが分かれる。
■年代別
小泉政権の年代による支持率の差は一定程度でむしろ政権末期には縮小している。
安倍政権では支持率が高い傾向の30代までの若い層と、低い傾向の高年層との差が徐々に広がり、
第4次政権では差の平均が10ポイントを超えている。
安倍政権では支持する人と支持しない人の特徴が年を追うごとに明確になっている。
■支持政党別
比較すると、安倍政権は、小泉政権に比べ支持なし層の支持率が低い。
むしろ野党支持層寄りになり、70%~90%台で高位安定する自民支持層との隔たりが大きい。
第2次安倍政権以降の支持率の平均で傾向をみると、自民支持層では8